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映画『ホビット 思いがけない冒険』の感想。 [映画]



今年始めに観た映画。『ロード・オブ・ザ・リング』3部作シリーズのプロローグ的な位置づけの作品。実はこのシリーズ、テレビで1回ずつ観たくらいの知識しかなかったが(勿論原作も知らない)、作品の知識が無くてもここから始まる物語でもあるので敷居は高くないと感じた。

ストーリー(曖昧な記憶と原作wikiを頼りに)
物語はドワーフが主体となってる。ドワーフ王国は金や鉱物などを産出していて潤っていたが、金は竜を寄せ付けるものでもあって、王国はある日、竜スマウグ(字幕では火竜?)に襲われ(焼かれ)、王国と財宝は略奪されてしまう。この時にエルフも駆けつけるが、崖から一望して去ってしまう(これを見逃さなかった次期王のトーリン・オーケンシールドは今後エルフを信用しなくなる)。故郷を失ったドワーフは彷徨い、戦争を経て現状に至った。その失った祖国を取り戻すため、ドワーフ王トーリン・オーケンシールドをはじめとする13人のドワーフ族と立ち上がり、魔法使いガンダルフに誘われたビルボ・バギンスと共に祖国のはなれ山「エレボール」を目指す。
その旅の中、闇の勢力の復活も感じ取り、数々の戦いに追い込まれていく...。

この映画で判明したことは、ロード・オブ・ザ・リングでビルボが持ってた指輪や武器の入手経路、登場したキャラクターの再登場(サルマン、ゴラムなど)、後半のビルボの活躍によって後のドワーフから聞くホビットの評判が良くなったのだろうということ(ホビットの勇気はすごいみたいなことが言い伝えられていたような)。ドワーフがエルフをあまり良く見ていないという歴史的経緯の描写もあったが、エルフはなぜ助けなかったのだろう(強欲になったドワーフ王に失望?)。そんなことを言い出すと、ゴラムが指輪をどのように入手したかも気になってしまう。その他、前作との関連性に気付いていない要素はまだまだ有りそうだ。
他に気になったことといえば、ガンダルフが旅に必要なのは「忍びの者」といわれるホビットで、それはビルボだという。なぜビルボを連れていこうとしたのかは作中でガラドリエルに聞かれ、「恐れているわしに──勇気をくれる」と語ったのみで明確に明かされていない。二人の過去の出来事も含め、今後わかることなのだろうか。

そして、ちょっと不思議に感じたのが終盤のビルボの活躍だった。勇気や優しさがあることはわかったが、最後に集約してて少し違和感も感じてしまった。もしかしたら洞窟で指輪を入手してからのこともあって、指輪の力も関係しているのかもしれない(あれ、指輪を使って透明になったのはゴラムから逃げるときだけだっけな)。まぁ、ラストはこういうのが普通だといわれればそれまでの話だ。

第2部が公開されるまでにロード・オブ・ザ・リングを見直そうかなと思ったが、3部全部見るのも疲れそう。只でさえファンタジー系の映画の数は多いが、3部作の映画を2本作れるっていうのも結構すごいことでもある。それだけファンも多いということだ。ということで、忘れないうちに2部を公開して欲しいと願う。

リンク
映画『ホビット 思いがけない冒険』公式サイト
ホビット (映画) - Wikipedia


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